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【作品紹介】
須田 悦弘
Suda Yoshihiro
スダ ヨシヒロ
●作品名
「バラの花」

夕食を食べに行こうと「パーク」からテラスレストランに向かっているときに須田さんの作品を見つけました。
ベネッセ美術館内、あちらこちらにを観ることができます。
この「バラの花」もそのひとつ。

これは花びらだけのようです。
花びらの筋まで再現されています。
「パーク」からテラスレストランの間に渡り廊下のような、屋外のような、室内のような廊下の途中にこの作品は、小さな小さな窓の中に丁寧に飾ってありました。

須田さんの作品はさりげなく、ゴージャス。(とくにバラは。)
とても素敵な作品です。

木彫作品が持つリアルさが須田さんの作品で、
ベネッセ美術館の階段を上がったところの、壁の隙間から雑草が生えているかのように展示されています。
須田さんの作品がベネッセ美術館にあると聞いてはいたものの、
どこにあるのかわからなく、すごく探してやっと見つけたときのあの嬉しさを覚えています。
リアルのもつあのワクワクした気持ちを、この作品から受けることができました。
【作家紹介】○須田 悦弘 Suda Yoshihiro ○
1969年 山梨県生まれ。
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
1994年
〜1999年まで 中山ダイスケ、中村哲也ら数人の作家と共にスタジオ食堂で活動。
1993年 「銀座雑草論」。
2000年 「ハラドキュメンツ6 須田悦弘 泰山木」(原美術館)。
2002年 「水の流れ、水の重なり 〜Settled Waters〜 須田悦弘展」(大山崎美術館)。
2006年「須田悦弘展」(猪熊玄一郎現代美術館)。
須田悦弘いついて。
彼の作品は自然に溶け込んだ、でも自然では成し得ない配置の驚き。
精緻に植物を模した木彫刻はその姿において自然の植物と見間違えるもので、植物という以上の意味がほのめかされることはありません。
普通、作品が展示されることのないふっとした場所に作品を展示する手法で知られる作家です。
木彫そのものの繊細さと、思いがけない空間を作り出すそのオリジナリティは、90年代半ば頃より国内外で高い評価を得てきました。
彼の作品の最大の特徴は、
木彫をつつましく空間に忍ばせる見せ方。展示室に堂々と構えるのではなく、隠れるようにしてふっとした場所に潜むことで、須田の木彫は新たな生命を与えられます。
