2007年09月20日

地中美術館の建物

 地中美術館といえば建物が特徴的でご存知の方が多いかと思います。
建物の大半が地中にあり、外観のほとんど見えない建築物です。

そこは丘があるだけです。

それを手がけたのが世界的に有名な、安藤忠雄さんです。

「瀬戸内海の景色は季節、自然とともに変化する。その変化する自然が建物の外観になるという、環境を大切にする」というメッセージがこの建物にはあるそうです。

私が行ったとき、外観を望むことはできませんでした。入口はコンクリートの打ちっぱなしのシンプルなもので、全景は見えません。雑誌や本で見る限りそこは丘でした。

入口は確かに、地下へ続く暗い印象の入口。
しかしシンプルかつコンクリートの建物は近代を感じるものでした。

中には
棒状のしだ植物のトクサの生い茂る四角形の中庭、
石灰岩の敷き詰められた三角形の2つの中庭があります。
四角形の中庭は緑でまぶしく、それをぐるっと周ると上の階へ行けます。三角形の中庭から入る入口からは地中美術館の中心的存在、モネの部屋へと続きます。


work_min.jpg


残念ながら、館内撮影禁止だったり、建物の外観風景を一望できなかったりして写真はほとんどないです。
しかし、またそれも行って体感して覚えてるという演出も良かったのかもしれません。写真に残すだけが思い出じゃないですしね。


チケットセンターから美術館までには、地中の庭があり、1043uの広さをもち、モネが晩年好んで描いた睡蓮をはじめ、柳、アガパンサス、アイリスなどを楽しむことができます。

IMG_1424.jpg

私が行ったのは夏の終わりで、それでも蝶々やとんぼがその庭を行き来して自然でいっぱいでした。




【建築家紹介】○安藤 忠雄○ あんどう ただお


1941年 9月13日大阪生まれ

独学で建築を学ぶ

1969年 安藤忠雄建築研究所を設立

1991年 ニューヨーク近代美術館にて個展開催

1993年 パリ ポンピドゥーセンターにて個展開催
    イェール、コロンビア、ハーバード大学の客員教授歴任

1997年〜東京大学教授 現在同大学 名誉教授


環境関わりの中で、新しい建築のあり方を提案し続けている建築家。

●代表作、賞

1979年  「住吉の長屋」で日本建築学会賞
1985年  アルヴァ・アアルト賞
1993年  日本芸術院賞
1995年  プリツカー賞
2002年  アメリカ建築家協会(AIA)ゴールドメダル、京都賞、ローマ大学名誉博士号、同済大学(上海)名誉教授
2003年  文化功労者
2005年  国際建築家連合(UIA)ゴールドメダル

など受賞多数

阪神・淡路震災復興支援、10年委員会の実行委員長で被災地の復興に尽力する。
瀬戸内海の壊された自然を元に戻すため、中坊公平氏と共に「瀬戸内オリーブ基金」を2000年に設立した。


ほかに代表作

  ・兵庫「六甲の集合住宅」
  ・大阪「光の教会」
  ・大阪「大阪府立近つ飛鳥博物館」
  ・淡路島「淡路夢舞台」
  ・愛媛「南岳山光明寺」
  ・アメリカ「ピューリッツァー美術館」
  ・兵庫「兵庫県立美術館」
  ・大阪「大阪府立狭山池博物館」
  ・大阪「司馬遼太郎記念館」
  ・東京「国際子ども図書館」
  ・アメリカ「フォートワース現代美術館」
  ・香川「地中美術館」
  ・東京「表参道ヒルズ」 ほか


現在 建築家・東京大学名誉教授。
posted by 直島 at 12:58 | 地中美術館
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